小学校の実験でやったことあるから簡単だよねーと甘い考えで、まずは乾電池につないだLEDを点灯させる。
Raspberry piにセンサーとかボタンとか、色んな部品を繋いで勉強する予定だったので、通販のamazonで「Raspbery Piで学ぶ電子工作 専用 実験キット 基本部品セット スターターパック(電子部品関連)」というえらい長い商品名のセットを注文しました。とにかく色んな部品が入っているので、作成前のプラモデルの部品を眺めているような、何か凄い事が出来そうなワクワク感。私だけ?
部品(LED)をじっくり見ると、端子が4つある。フルカラーLEDと書いてあるので、赤・青・緑色というのが想像できるけど、たぶん一番長い端子にプラスかマイナスかの電池を繋げばいいんだろうと予想した。
きちんとLED端子の仕様を調べたいんだけど、この部品表の説明って…。部品コードが無いので、LEDの仕様を調べることが出来ない…。
ちゃんと抵抗を入れないとLEDを壊しちゃうかもしれないので、同梱されていた抵抗を繋いで乾電池オン。すると一番長い端子にプラスを接続するとLEDが点灯することが分かった。短い端子にマイナスを繋ぐと、それぞれ赤、青、緑の色で点灯することも分かった。あと、赤色の明るさだけとても暗いので抵抗値を変える必要がある事も分かった。乾電池1個(1.5V)では点灯しなかったので、直列につないで(3.0V)としています。抵抗は、青と緑に10KΩを、赤色は300Ωを2つ直列にした600Ωで組みました(なぜ10K, 300x2個かというと、それしか部品キットに入っていなかったからです)。
この点灯実験によって、一番長い端子が+極であることが分かったので、どうやら「アノード・コモン」というRGBフルカラーLEDであることが判明。逆に一番長い端子がマイナス極の場合、「カソード・コモン」と呼ぶそうです。
小学校の実験でやった「乾電池+豆電球の点灯実験」と違って、色のバリエーションがあったり、抵抗が必要だったりと面白かったです。入社当時は、赤とか黄色の単色LEDしか無かったと記憶しているのだけれど、今や1個でフルカラーを点灯できる時代なのです。調べてみたら1993年に青色LEDが登場し、意外にも1995年に緑色LEDが登場だったようです。そしてそれが1個の部品に内蔵されていたとは驚きました。
さて、LEDの回路が完成したので、次はラズベリーパイに繋いでプログラムからチカチカ点灯を制御してみます。