ラズパイ4を試してみた

購入リスト

  • Raspberry Pi 4 本体, 8GBメモリ, (20,140円)
  • micro SDカード, 32GB, U3 V30, (1,241円)
  • ケース, アルミニウム, (2,099円)
  • 電源 USB-type C, 5V 3A, (1,139円)
  • micro HDMI to HDMI 変換アダプター, (524円)
  • 合計 25,143円

OSインストール

今まではインターネットからダウンロードしたOSイメージを Windows PC の SDカードライターアプリ で microSDカード にRaspberry Pi OSを書き込んでいました。しかし、ラズパイ4では空のmicroSDカードをラズパイに挿入して有線LANケーブルを繋ぐだけでOSインストールが始まりました。数回クリックするだけでインストールできる、すごく簡単・便利。

ラズパイOSはサクサク動くのか

今までラズパイ4の最新OSでは、デスクトップでGUIアプリが遅い、何分待っても次の操作ができない。といった不満があった。仕方ないので、SSHでアクセスしてCUIコマンドで利用していた。ラズパイ4で期待しているのは、メモリ8GBだからきっとサクサクだということ。
しかし、期待しているほどサクサク動かない。考えられる原因はOSが入っているmicroSDカードの読み書き速度か?

microSDカードの読み込み速度

[Raspberry Pi Diagnostics]を実行する

SDカード速度クラス 4MB/秒 を使っている。スピードテストの結果は推奨に達していないようだ(FAIL)

Test : SD Card Speed Test
Run 1

Sequential write speed 5053 KB/sec (target 10000) - FAIL
Random write speed 58 IOPS (target 500) - FAIL
Random read speed 1069 IOPS (target 1500) - FAIL
Test PASS

せっかくなので 、UHS速度クラス3, 30MB/秒, ビデオ速度クラス V30 のmicroSDカードを購入して、スピードテストを実行(PASS)

Test : SD Card Speed Test
Run 1


Sequential write speed 35310 KB/sec (target 10000) - PASS
Random write speed 1426 IOPS (target 500) - PASS
Random read speed 2786 IOPS (target 1500) - PASS
Test PASS

サクサク動くようになった

microSDカードを U3 V30 のカードに差し替えてOSを再インストールしたらデスクトップアプリがサクサク動くようになった。

ひょっとしてラズパイ3に高速なmicroSDカードを入れたらラズパイ3も速くなるのかな。

Raspberry pi 3 + 高速なmicroSDカード(U3, V30)のスピードテストを実行した。PASSだが、デスクトップアプリのGUIはノッソノッソ。それでも数値上は速度クラス4MB/秒に対して3倍の速度だ。

Test : SD Card Speed Test
Run 1

Sequential write speed 18740 KB/sec (target 10000) - PASS
Random write speed 940 IOPS (target 500) - PASS
Random read speed 1688 IOPS (target 1500) - PASS
Test PASS

Raspberry Pi 4, 8GBモデルに Windows 11からリモートデスクトップ接続をするとユーザ名とパスワードを入力後、青い画面のまま、しばらくするとエラーダイアログが表示される。WEB記事を読むと下記操作でログインできるようになるとのこと、試したらxRDP接続できた。

$ sudo gpasswd -d user_name video
$ sudo gpasswd -d user_name render
$ sudo raspi-config
1 System Options > B5 Boot/Auto Login > B3 Desktop > Finish

よし。普通に速いパソコンとして使えるようになったぞ。

以上


ラズパイ4を試してみた」への2件のフィードバック

コメントを残す