ラズパイ用広角カメラ(160°)

ラズベリーパイ(Raspberry Pi 3B+)の標準カメラの視野は狭い。ラズタンクを操作するが足元や左右を見渡せないので他のラズタンクにぶつかったり、見えないので横の壁にぶつかったりする。AliExpressで約600円の広角カメラ(魚眼レンズ)を見つけた。どれくらい広角な画像を撮影できるのか、購入前に知りたかったが、インターネットをたくさん検索したけれど画像が見つからなかったので購入後の画像を共有します。

広角カメラ OV5647

購入した広角カメラは OV5647 , Camera – Night VIsion 160°

最初にやることはラズパイ電源ONした後で、カメラデバイスが認識されていることを検査すること。

$ vcgencmd get_camera

supported=1 detected=0, libcamera interfaces=0
          ↑ ここを見る 
supported=1 detected=0 #認識されてない。 
supported=1 detected=1 #認識された。標準ラズパイカメラと同じ環境のまま、広角カメラでも認識される

認識されていない時は、フラットケーブルが正しく接続されているか確認して、ラズパイを再起動を試みてください。ケーブルの止めが不十分でズレていることがありました。接続するだけでは認識されませんが、再起動したら認識されました。
また、カメラ基盤が(たぶんショートして)故障していることもありました。この場合はカメラを交換するしかない。

広角カメラで撮影した画像(標準65° vs. 広角160°)

後日、ラズタンク開発会場できちんと撮影するとして、とりあえず広角カメラの動作テストをするために自宅PC前でラフに撮影しました。
解像度1280×720

広角カメラを実装した状態でOpenCVの画像認識ができるか検査してみた。
ライブラリやコードは標準ラズパイカメラそのままで、AI認識できる!

解像度を 1920×1080 に上げてみる。ガーン。色数が減って残念な映像になってしまう。元の1280×720に戻した方がよさそう。

後日、比較できる画像を撮影します。今日は動作テストのみでした🎦

ちゃんと比べてみた(標準カメラ65° vs. 広角カメラ160°)

撮影シーンはラズパイ本体のすぐ横と正面60cm先は、どこまで見渡せるのか体感するためにレイアウトしてみた
解像度はどちらも 1280×960 。

./mjpg_streamer -i "./input_uvc.so -rot 0 -f 30 -r 1280x960" -o "./output_http.so -w ./www"

まずは標準ラズパイカメラ(65°)

標準ラズパイカメラ画像(65°)

次に広角カメラ(160°)部屋の電球が暖色であることから何やらナイトビジョン風色彩になってしまった。日中に撮影すべきだったね。

広角カメラ映像(160°)

重ねてみる。かなり視野が広がって、まるで自動車を運転しているくらい安心してリモート操作できそうだ。魚眼レンズのようなひずみも少ない。購入してよかった。これならみんなに配布するのが楽しみ🤗

なるほど約2.5倍の視野になるわけだ

広角カメラ(Night Vision)日中に撮影

あらためて日中に撮影してみました。無事に表示されるけど

太陽光側に向けると

撮影場所の環境

以上


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