ラズベリーパイ財団が誰でも使えるコードエディタをお試し公開しました。
Scratchでプログラミングが得意な中級以上のひとはテキスト入力でプログラミングするコードエディタに挑戦しますか?
コードエディタはChromeやEdgeなどのWEBブラウザで動きます。ここのURLにアクセスしてスタートしましょう。
https://editor.raspberrypi.org/
手順1.画面レイアウトを確認しよう
手順2.はじめてのPythonコード
自由に文章を決めて、その文章を表示するコードを入力して実行してみよう。
print('やっほー。かの')
絵文字で遊んでみようか。Windowsキーを押しながら[.]キーを同時に押します。
例えばこんな絵文字の文章を表示してみます。
print('😃🎉')
プログラムらしく、3回繰り返してみる。
print('😃🎉')
print('😃🎉')
print('😃🎉')
違った。プログラムなら繰り返し命令で[3回繰り返す]。
for i in range(3):
print('😃🎉')
動いたかな。二行目のprintの前にはスペースを2回または4回入力して、繰り返しの範囲を決めています。例えば
for i in range(3):
print('😃🎉')
print('ABC')
print('---------')
print('12345')
実行結果は↓このようになります。どこまでが繰り返しなのか確認してください。
😃🎉
ABC
😃🎉
ABC
😃🎉
ABC
---------
12345
手順3.変数を使ってみよう
何度も繰り返し使う文章は、変数に入れます。
name = "のび太: "
print( name )
何度も使ってみます
name = "のび太: "
print( name + '大変だ!' )
print( name + 'また寝坊した' )
print( name + 'おーい、どら・・・' )
リスト変数で作ってみます
name = "のび太: "
words = [ "どら焼き!", "食べたい", "おーい、どら・・・"]
for i in range(0, 3):
print( name + words[i] )
手順4.計算してみる
10 足す 10 は?
print( 10 + 10 )
15 引く 5 は?
print( 15 - 5 )
かけ算[*]と割り算[/]は?
print( 2 * 5 )
print( 10 / 2 )
変数で計算してみよう
a = 55
b = 45
print( a + b)
計算式を表示してみる
a = 55
b = 45
print( "a + b =" + a + b)
これはエラーになります。文字と数字の変数が混ざっているので文字に統一しなければなりません。
a = 55
b = 45
print( "a + b =" + str( a + b ) )
さらに改造して
a = 55
b = 45
print( str(a) + "+" + str(b) + "=" + str(a+b) )
手順5.繰り返しの命令
繰り返し命令はいくつかの方法があります。まずは10回繰り返すとき。
for i in range(10):
print( i )
今度は5から11まで繰り返すとき
for i in range(5, 12):
print( i )
3から33まで3ずつ飛ばして繰り返すとき
for i in range(3, 33, 3):
print( i )
手順6.さまざまな命令
日付を表示する
import datetime
print( datetime.date.today() )
日付と時刻を表示する命令
import datetime
print( datetime.datetime.now() )
年と月と日を別々に表示する場合
import datetime
strDate = datetime.datetime.now()
print( strDate.year, "年")
print( strDate.month, "月")
print( strDate.day, "日")
乱数
乱数を使って、サイコロの目を表示するとか。繰り返し[Run]してみてね。
from random import randint
print( randint( 1, 6 ) )
今日はここまで。如何でしたか?
英語も覚えることができるし、キーボード入力も速くなるし、大人と同じプログラミングなのでラズベリーパイなどの電子工作もできるようになります。